適性次元なし

 

二次元に行った所で何も変わらない。

もしも二次元に行けたらあんなことやこんなことにワクワクでドキドキなムフフがどうのこうのは昔からある例え話だけど、自分が行った所で実際何も変わらない。
可愛い女の子がよりどりみどりだろうと人が怖いのは変わらないし
一瞬でも会話イベントをこなした瞬間にガチの「あぁこの人関わったらだめな人だ」オーラが凄く出ちゃうし。
あとその前にこっちも鍛えられた引きこもり生活の末に「うわ、女の人がきた、やだなぁ」ぐらいの感覚になっちゃってるから早くイベントとか終わらせて家に帰ってゲームしてたい。
もちろん女の人とアチチでムフフなこととかいいなぁって思う気持ちは物凄くあるしやだなぁって感覚が物凄く失礼になっているのは分かっているんだけど
実際問題として色々と矛盾やらねじれやら頭の中が残念でごっちゃごちゃになってるのでやっぱそういうのは無理だなって思う。
こっちは気持ちとしてもう無理になってるし、そもそも向こう側から願い下げの存在だし、もう何が原因かどっから手をつけていいか分かんない感じに。脳内主治医が輪廻転生しかないって言ってた。
本当はちょっとした憧れぐらいの気持ちがいいんだろうけど最近はそういう気持ちを維持して持つのすら辛い。
ギャルゲーとかエロゲーってプレイしてるとなんか悲しくなっちゃうもの。下手な映画より凄く切なくなる。どうでもいい場面で。日常の会話シーンとか。

なら気分転換に女の子だらけの世界を離れてちょっとハードな世界観に行ってみることにします。えーい!
襲い来る敵の軍団!迫る審判の時!世界の平和は誰の手に!
ドカンドカンドカーン!ああああああ!はい死にました。当然だよね。階段の上り下りで息切れるんだよこっちは。
あとこれも上に同じだけど戦いとか全然出来る気しないね。そういうのはちゃんと出来る人がやって欲しい。
貴方が選ばれし者なのよとか言われてもね。平たく言って役立たずだしね。選ぶ人チョイスミスでしょ。お家でインターネットしてたいのこっちは。
結局どこの世界に行こうが何も起こらないし何も変わらない。
場合によってちょっと寿命が縮むくらいで。

なんていうか次元がどうのこうのっていうよりも
この例え話って急に周りの環境が変わったらどうなるかって話にちょっと似てる気がする。
架空の世界には多分行けないけど、現実の世界だって少しずつ変わっていく。
春になったら環境が大きく変わる人がいるだろうし
そうじゃなくたって冠婚葬祭的なことだったり、ちょっとした知り合いが出来るだの、お隣にすげえ美人の金髪少女がやってきただの。
さっき言い忘れたけど女の子がよりどりみどりの世界観、普通にちゃんとした人なら楽しく出来ると思う。
むしろちゃんとし過ぎてて「女の子いすぎてめんどくせーよ」的なナチュラルに主人公思考になっちゃうかもしんない。
そういう人は二次元のどこの世界だろうが上手くやれると思う。大体が現状より素敵な設定になってるし夢があります。
ただ自分のように本人がそれだけなってないと結局どこに行こうが楽しくもならないのだと思う。
環境が変わった時にある程度の楽しさを決めるのは自分自身という要素が結構なウエイトを占めているのだ。
特に何でも出来ませんやれませんって思ってると現実はそれにちゃんと追いつくように出来てるみたいです。
今は次元を減らして想像してみたけど増やしても一緒なんだろう。環境がちょっと変わるだけで。時間が戻ったり進んだりするのは楽しそうだけど。

昔はもしかしたら自分にとって現実の避難場所になってたアニメやマンガの世界。
最近どうにもそういう世界観についていけなくなってきたのはそういうことに気がついたのが原因なのかも。
あとちょっと目が覚めた。
たくさんの女の子がいる学園に28歳の無職の男の子が入る余地がないってことに。
年齢差が酷いし不穏な雰囲気しかしない。このギャルゲー売れません先輩。